・調査地域:1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
・調査対象:上記地域在住 20-79歳 男女
・調査方法:インターネット調査
・有効回答:1,500件
・調査期間:2023年1月26日(木)~1月29日(日)
我が国では、平成24年に、スポーツに関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための指針として「スポーツ基本計画」が策定され、令和4年には、第3期スポーツ基本計画が策定されました。第3期スポーツ基本計画では、スポーツ参画人口を拡大させるため、成人の週1回以上のスポーツ実施率を70%にすることが目標のひとつとして掲げられており、現在、この目標達成に向けた普及啓発や環境整備が各地域で行われております。
そこで株式会社サーベイリサーチセンターは、過去のスポーツ実施経験や競技が、現在のスポーツ実施状況や今後のスポーツ実施意向についてどのような影響を与えているかを考察するために、インターネットパネルを用いて自主調査を実施しました。
学生時代におけるスポーツの実施経験について尋ねたところ、78.9%が何らかのスポーツを実施していたと回答しました。一方、現在のスポーツの実施状況については、61.5%という結果になりました。
※学生時代は、小学校・中学校・高校・専門・短大・高専・大学・大学院を指しています。
過去と現在のスポーツの実施状況について、「過去は実施しているが、現在は実施していない」が24.1%、「過去は実施していないが、現在は実施している」が6.7%という結果になりました。
学生時代に実施していたスポーツでは、いずれの時期においても、上位10位以内にチームスポーツが4競技以上入っていましたが、現在においては、上位10位以内には、チームスポーツは2競技のみとなり、社会人は学生と比較して、チームスポーツよりも個人競技を実施する割合が高くなる傾向となっています。
※本調査では、2人以上でチームを組まないと実施できない競技を「チームスポーツ」と定義
※学校の部活や習い事(民間のスクール、スポーツ少年団、クラブチーム等)として最も実施していたスポーツ
今後実施してみたいスポーツの有無について尋ねたところ、「やりたいと思っている運動・スポーツがある」という回答は59.8%と、半数以上の人が実施してみたいスポーツがありました。また、実施してみたい競技は、上位10位以内では「テニス」、「野球」、「卓球」以外はひとりでもできる個人競技という結果になりました。
また、やりたいと思っていても「やらない」もしくは「やれない」理由については、「仕事や家事が忙しいから」、「お金がかかるから」、「子供に手がかかるから」といった家庭もしくは経済的な理由以外にも、「近隣でできる場所や施設がないから」20.1%、「気の合う仲間がいないから」9.7%といった理由も上位に入る結果となりました。
株式会社サーベイリサーチセンター 問い合わせ窓口
担当部署 :営業推進部
担当者 :石川(いしかわ)
電話 :03-3802-6727
メールアドレス:ishi_ma@surece.co.jp