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位置情報ビッグデータ

位置情報ビッグデータとは、携帯電話の基地局情報や、スマートフォンアプリによる緯度経度データなど、人の分布や移動に関するデータの総称です。

SRCは調査会社として今まで数多くの位置情報ビッグデータを取り扱って参りました。その知見を生かして、位置情報ビッグデータの販売・購入支援・分析を行う総合コンサルタントを目指します。

こんなことでお困りではないですか?

ビッグデータの強み

●地理的な制約がない
例えば、東京にいながら調査員を現地に派遣することなく地方のデータを集めることができます。

●過去にさかのぼることができる
データ仕様にもよりますが、ビッグデータはサービス開始時点からデータを蓄積しているため、過去のある時点(災害などが起きる前など)にさかのぼり、現在のデータと比較をすることができます。

●広範囲の人手では手に入れられないデータが得られる
基本的には同じデータを人手のカウント調査では代替できません。広い範囲を人手で調査しようとするのは費用の点でも正確なデータ取得の観点からも現実的ではありません。

●人との接触がない
カウント調査やアンケート調査は、人との接触を伴い、withコロナの時代においては感染症対策が必須の課題となります。一方ビッグデータではその心配がありません。人の移動の把握などは、場合によってアンケート調査による代替が可能ですが、ビッグデータであれば回答者への負担がありません。

●一定の基準で比較可能なデータである
各データ提供会社のデータは同じ基準で継続的に取得されているものであるため、外部要因がある場合を除き、定点的に取得することで経年比較が可能な基礎情報となりえます。

ビッグデータの留意点

●狭い範囲の分析は難しい
範囲が狭くなるほどビッグデータによる人数や移動の把握は難しくなります。対象範囲にサンプルとなるユーザーがごく少数以下であればデータが秘匿されてしまうからです。狭い範囲のデータ取得をお考えであれば、人手によるカウント調査や、ビーコンの設置などをご検討してはいかがでしょうか。

●個人情報の保護
位置情報ビッグデータは個人情報の取り扱いに慎重で、個人が特定されるような情報はすべて削除した状態でデータ提供します。そのため、秘匿処理されることや、人が少ない地域ではデータが存在しないことなどがあります。また訪日外国人のデータの場合、GDPRの影響を受けることがあります。秘匿を避けるためには、以下の対応などが考えられます。

 ・属性分類を設けない
 ・エリア範囲を広げる
 ・期間を延長する(日数を増やす)

●価格が安くはない
価格はデータの種類やデータの量により様々ですが、個人が気軽に買える金額ではないかもしれません。ただ、目的に応じた適切なデータを購入することで価格以上の価値があると考えておりますので、SRCではそのためのサポートをいたします。

●データ処理が難しい
GPSデータのローデータは、一般的な表計算ソフトでは開けないほど膨大なデータ量になることがあります。データのみを購入しても、その後の集計や可視化には苦労するかもしれません。SRCはデータの集計や分析のお手伝いもいたします。

実施の流れ

■STEP 1 データ仕様の確認
・どのようなことにデータを活用したいか目的を教えてください
・データの対象は国内日本人か、訪日外国人かを教えてください

        ↓

■STEP 2 データ仕様詳細の調整
・対象エリア(地名やメッシュなど)
・対象期間、日時
・属性分類(性別や年代など)
・その他オプション

        ↓

■STEP 3 お見積
・決まったデータ仕様の詳細に基づいてデータ購入にかかる費用をお見積もりします

        ↓

■STEP 4 ご発注
・貴社からのご発注をもって、SRCよりデータ提供会社に依頼をします

        ↓

■STEP 5 ご納品
・データ提供会社よりいただいたデータを貴社へご納品します
・SRCでのレポート作成をご希望の場合は、この後レポート作成をおこないます

SRCの特徴

創業49年
1975年の創業以来、安定した実績と成果を継続して積み重ねてきました。
人手をかけたフィールド調査を得意とするSRCですが、最新の調査手法などを取り入れ、リサーチイノベーション企業へと飛躍すべく、ビッグデータにも力を入れて取り組み始めました。

多くの取引実績
官公庁や民間企業など様々なお客様から安心してお任せいただける豊富な経験を有しています。
ビッグデータは地方自治体や大学などからのお問い合わせも多く、近年案件数も増加しています。

技術と経験
ビッグデータを取り扱うためにはノウハウと技術力が必要です。
SRCではTableauやGISソフトによるデータ可視化や、データベースとSQLを使用したGPSデータの集計処理など、お客様のご要望にお応えできるように経験を積み上げています。

独立系の強み
SRCは他会社の資本が入らない独立系の調査会社です。
そのため、しがらみなく様々な位置情報ビッグデータを取り扱うことができ、お客様に対しては偏りのない客観的な判断に基づくご提案をすることができます。

FAQ(よくある質問)

Q.ビッグデータの購入費用はいくらですか?
A.データの種類と量によって変動します。またデータの加工、集計、レポートにはデータ購入費とは別に費用がかかります。まずはお気軽にお問い合わせください。

Q.見積依頼のときは何を伝えればいいですか?
A.データ活用の目的を教えてください。そこからデータ仕様の詳細についてヒアリングさせていただきます。既にデータ仕様やご予算が決まっていればすぐにでもご発注いただけます。

Q.発注から納品までの期間はどのくらいですか?
A.データ提供会社の状況とデータの仕様によるため、一概には言えません。一般的なスケジュールとして、ご発注いただいてから2週間~1ヵ月程度のお時間をいただきます。

Q.位置情報ビッグデータにはどのような種類がありますか?
A.携帯電話基地局データや、スマートフォンアプリケーションによるGPSデータなどがあります。また、国内日本人を対象としたものと、訪日外国人を対象としたものがあります。

Q.納品されるデータはどのようなものですか?
A.テキストファイル(csv形式)でのご納品です。データの集計やレポートの作成には別途費用がかかります。

用語集

拡大推計
一部のサンプル(標本)から全体数(母集団)を推計すること

秘匿処理(ひとくしょり)
プライバシー保護の観点から個人が特定されないように少人数のデータを除去する処理のこと

メッシュ
メッシュ(mesh)とは、英語で「網目」を意味する単語で、GIS におけるメッシュとは、地球表面を同一サイズの四角形で区切るための格子状の地図データのこと。メッシュのサイズは様々で、以下の種類などがある。

 ・第 1 次地域区画(1 次メッシュ):1 辺は約 80km
 ・第 2 次地域区画(2 次メッシュ):1 辺は約 10km
 ・第 3 次地域区画(3 次メッシュ):1 辺は約 1km
 ・2 分の 1 地域メッシュ(4 次メッシュ):1辺は約500m
 ・4 分の 1 地域メッシュ(5 次メッシュ):1辺は約250m
 ・8 分の 1 地域メッシュ(6 次メッシュ):1辺は約125m

ローデータ
Raw Data:手の加えられていない生のデータのこと

ローミング
携帯電話の通話やインターネット接続サービスなどにおいて、事業者間の提携により、利用者が契約しているサービス事業者のサービスエリア外であっても、提携先の事業者のエリア内にあれば、元の事業者と同様のサービスを利用できること

CSV
Comma Separated Value:カンマで区切られた値の入ったテキストファイルのこと

GDPR
General Data Protection Regulation:EU域内において2018年5月25日に施行された個人データやプライバシーの保護に関して厳格に規定する一般データ保護規則

GIS
Geographic Information System(地理情報システム):座標などの空間データを総合的に管理・加工し、視覚的に表示・分析できる技術。様々なデータを、空間、時間の面から分析・編集することができ、土地、施設や道路などの地理情報の管理、都市計画などにも利用されている

MAU
Monthly Active Users:月間アクティブユーザー数のこと。アクティブユーザーとは利用者数のことで、登録者数やダウンロード数とは区別される。

SQL
Structured Query Language:コンピュータ言語のひとつであるが、プログラミング言語ではなく、リレーショナルデータベース(RDB)のデータを操作するために使われる言語

Tableau
タブローソフトウェア(Tableau Software)社が提供する、インタラクティブなデータの視覚化を可能にするBI(ビジネスインテリジェンス)ツール

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