・調査地域:全国
・調査対象:18~65歳有職者男女
・調査方法:インターネット調査
・有効回答:一次調査6,400サンプル(400サンプル×16業種)、二次調査791サンプル
・調査期間:2023年12月15日(金)~12月27日(水)
2022年11月にOpenAIによって「ChatGPT」が公開されて以降、生成AIサービスは日本でも大きな注目を集めています。日本での生成AIサービスの利用状況については、ニュースやIT専門の記事、ビジネス雑誌などで部分的に触れられているものの、認知度を測る程度の調査しか実施されておらず、仕事での具体的な利用方法や実態を俯瞰的に把握するような調査は実施されておりません。
そこで、株式会社サーベイリサーチセンターは、インターネットパネルを用い、有職者に対し、業種別の認知率、利用頻度を計るとともに、生成AIサービスの利用用途、有用性、勤務先での導入方法、勤務先での利用ルール・制限、生成AIサービスの普及により危惧するものなどを聴取するアンケートを実施しました。
・ChatGPTの認知率は全体で77.0%。うち「使ったことがある」は17.8%。
・利用率が最も高い業種は「情報通信業」。次いで「学術研究、専門・技術サービス業」「教育、学習支援業」
・ChatGPTの”仕事”での週1回以上の利用は全体で70.5%。うち「ほぼ毎日」は6.2%。
・ChatGPTの”プライベート”での週1回以上の利用は全体で82.0%。うち「ほぼ毎日」は4.0%。
・生成AIの利用用途は「情報の収集・検索」「アイデア出し」「文書のドラフト案の生成」
・生成AIが役に立っている用途は「文書の翻訳」「文書のドラフト案の生成」「Excelなどの関数検索」
・生成AIサービスは「個人単位で、会社に申請等はせず導入」が44.1%
・生成AIサービスは32.5%が「使用方法のルールや制限等がある」
・生成AIサービスで危惧するのは「生成結果の正確性の判断」「生成結果の著作権のあいまいさ」「生成結果の品質の確かさ」
株式会社サーベイリサーチセンター 問い合わせ窓口
担当部署 :マーケティングリサーチ部
担当者 :大中(おおなか)
電話 :03-3802-6769
メールアドレス:ohnaka@surece.co.jp