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自主調査レポート

緊急事態宣言後の「接触機会」に関する調査②(4月18日~4月19日実施)

防災・災害
2020/04/22
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●2020年4月7日に、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出されました。また4月16日には緊急事態宣言を全国に拡大しました。それらを踏まえて『人との接触機会』はどのように変化しているのでしょうか
●サーベイリサーチセンターでは、下記のとおり、2020年4月18日(土)~19日(日)にインターネットリサーチモニターに対する自主調査として『緊急事態宣言後の「接触機会」に関する調査』を実施しました

【本調査の特徴】

●緊急事態宣言においては、人と人との接触を7割から8割削減することで、感染者の増加をピークアウトさせることを目標とした外出自粛が要請されています
●調査は、「普段」の【人との接触の割合】を10割(100%)として、その日がどの程度だったかを答える形式です
●人との接触の機会を「手を伸ばすと触れあう距離・2メートル以内に他の人がいること、3語以上の会話、握手などの物理的な接触」と例示しています
●新型コロナウイルスへの対応を要する以前の「普段」= 10割(100%)に対する接触度で回答を受け、集計時には回答に係数を与えて「低減度」に置き換えています(外出自粛要請に対する指標として見やすい表現)
●たとえば、GPS等による地理情報に基づく空間的な統計データは、滞留実態による客観的な変動を把握することに対して、この調査は、回答者の主観的な評価により接触度の変動を把握しています
●このデータの特徴は、状況(目的)別の接触低減度の定量化と、その属性別分析を行っている点にあります

【調査結果のポイント】

1.接触低減度
●【夜の街での会食】の人との接触は、ほぼ各地域で9割前後の高止まり。北海道がやや低い
●【外出】【3密空間での活動】ではおおむね6~7割台で推移しており、各地域で【仕事】が最も低い
●【仕事】は、土日に低減度が高く、各地域で土日をはさむ週毎に低減度が高まっている
●【一日を総合的にみて】の評価は、ほぼ4/3当時で6割台から4/17の段階で7割台だが、北海道がやや低い

2.感染防止・拡大防止行動とその継続意向
●感染防止や拡大防止などにつながる行動を、実行し続けることについて「続けることができると思う」あるいは「まあできると思う」と回答した肯定層に注目すると、【大型連休が始まる前まで】【大型連休が終わるまで】では、合計の9割以上が『できる』としている
●【5月末頃まで】になると、連休後の数値より10ポイント以上下がり、【6月末頃まで】では25ポイント前後低下し、若年層ほど肯定層が減少している
●【いつまでかわからないが事態が収束するまで】については、合計で約34ポイント低下し、20歳代では肯定層が半数を切っている

項目別接触低減度【合計】

項目別接触低減度【東京都】

項目別接触低減度【大阪府】

項目別接触低減度【北海道】

項目別接触低減度【愛知県】

項目別接触低減度【福岡県】

感染防止のために特に気をつけて行っていること

感染症の拡大などを防ぐために行っていること

感染防止の行動・考えがいつまで実行し続けられるか(合計)

感染防止の行動・考えがいつまで実行し続けられるか(合計)・年代別

【実施概要】

●調査地域  東京都・大阪府・北海道・愛知県・福岡県
●調査方法  インターネット調査 ※インターネットリサーチモニターに対するクローズド調査
●調査対象  20歳以上男女モニター
●有効回答  東京都・大阪府・北海道・愛知県・福岡県
各504サンプル割付回収(全2520サンプル回収)
●調査内容  2020年4月3日(金)~4月17日(金)の項目別接触状況、職業、通勤交通手段、
       通勤所要時間、テレワーク状況、感染防止行動、行動継続意向
●調査期間  2020年4月18日(土)~4月19日(日)

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