本調査は、東日本大震災から1 年が経過した昨年から、被災地の住民の方々における「復興」の実態について明らかにすることを目的として企画されました。昨年調査では、「復興」の意味するところは、被災地それぞれによって相違がみられ、それに対応した政策推進も異なるものであることが明らかとなりました。
震災の発生から2 年が経過した現在でも、「復興が進まない」という報道が多くみられるところですが、継続調査となる今年度の調査では、被災地の住民の方々にどのような心理的・環境的変化がみられるのかを明らかにすることを目的として実施しました。
・分断される家族
・生活は落ち着きをみせたが、続く将来不安
・再建資金と復興計画の遅れ