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自主調査レポート

福島県沖地震津波避難行動に関するアンケート(石巻市)

防災・災害
2017/03/06
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この地震及び津波に対する避難行動の状況を把握するために、東北大学災害科学国際研究所・石巻市・株式会社サーベイリサーチセンターの3者が、共同調査研究を実施しました。
調査結果は、石巻市の防災施策検討に活用すると共に、広く防災研究や報道、広報・啓発などの活動で利用します。

福島県沖地震発生から避難行動へのつながり

地震発生当時、在宅率は約9割で半数弱は就寝中

津波注意報(6時2分)、避難指示(8時5分)、津波警報(8時9分)は、いずれも9割前後の認知状況で、避難した人の4割近くは 「津波警報」を、避難要否の判断基準としていた。平成23年の津波経験なども判断材料となり、「大きな津波は来ないと思った」人(避難しなかった人の67.1%)や、「テレビ・ラジオ等での情報収集を優先した」人(同30.8%)が多く、全体の6割近くが避難をしなかった。
(避難実施率41.2%)

避難手段・渋滞

避難先への移動手段、渋滞について

避難先への移動手段は、「車」が54.6%、「徒歩」が32.0%となっている。車避難の主な理由は、「安全な場所が遠い」、「車が大切な財産(失いたくない)」が共に4割以上と多い。また、「カーラジオ、テレビから情報を得る」、「家族等を避難させる」、「寒さをしのぐ」、「普段、車を使って行動するから」等の理由も、それぞれ3割以上と多い。
車避難の際に、渋滞に遭遇したとの回答は17%。8割以上が渋滞には遭わなかったと回答している。

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