大学で統計学を学ぶなかで、調査の仕事に興味を持つようになりました。SRCに決めた理由は、ここなら企画・設計から調査の実施、とりまとめまで一気通貫で携われると思ったことと、フィールドワークを重視する社風に魅力を感じたのがきっかけです。配属後は主にミステリーショッパー(覆面調査)の案件を担当しました。具体的にはお客様からの要望にもとづいて、接客マニュアルを確認し、調査項目を整理。作成した調査票を持って調査員が顧客として店舗を訪問し、実際のサービス体験を調査していく流れです。その後、結果をとりまとめて店舗の強みや改善点を示す診断書を作成し、お客様に提出。納品したら終わりではなく、調査結果をもとに社内研修で講義を依頼されたり、経営層の方たちに対して説明する機会も中にはあります。少しずつ接客・接遇・店舗運営に関する知見が身につき、より深いところで話せるようになりました。単にリサーチで終わらないところが、この仕事の醍醐味。将来の目標は「コンサルティングもできるリサーチャーになること」。調査って奥が深い。だから楽しいんです。
自ら提案したものが、お客様に受け入れてもらえると純粋に嬉しいです。以前、ある小売業界のお客様から「購買者の食生活を知りたい」という話がありました。特に頭を悩ませたのは調査方法について。アンケートを取るか、もしくはモニターを募ってお宅に訪問し、冷蔵庫の中身を見せてもらうか。どちらも調査方法としては間違っていませんが、イマイチ。悩んだ末に提案したのが、朝昼晩に食べたものを1週間~10日間、写真を撮って送ってもらい、後日1人1人をお呼びして「この献立を考えた理由」を深掘りするというものでした。今までにない試みとしてお客様に高く評価され、結果にも満足していただくことができました。このように、単に「食生活を知る」というだけでも、さまざまなアプローチ方法があり、それも面白いところです。1年目から自分付きのスタッフを雇用・教育し、リーダーシップを発揮しながら、ゴールへと導いていくこの仕事。入社当初から言われていたのは、助手席ではなく、運転席でしっかりハンドルを握り、目的地へとたどり着ける人です。近年では大規模プロジェクトに携わる機会も増えてきています。周りを巻き込みながら、ぐいぐい現場を引っ張っていける方であれば、きっとすぐに活躍できると思います。
30歳になった時、友人の誘いでダイビングをはじめました。以来大型連休では沖縄、普段の休日では伊豆の海に潜り、仕事の疲れを癒しています。2023年10月にはダイビング本数が100本に到達。宮古島で記念ダイブをしてきました。最近では「更にステップアップしたいなぁ」という気持ちも芽生えはじめ、現在はプロコースにチャレンジするかどうか悩み中です。今後はもっといろんな海に潜ってみたいですね。国内なら与那国島や四国、北海道。海外ならモルディブ・パラオあたり。ということで、プライベート満喫中です。