CROSS TALK座談会

自身の成長、やりがいを感じながら
社会をより良くする

SRCに入社したことで、仕事へのやりがいなどを見つけた先輩社員たち。
風通しの良い社風や職場の雰囲気、これからの目標などを伺いました。

MEMBER

  • Y・S
  • T・H
  • O・R

Q1 現在の仕事について、教えてください。

  • Y・S

    国や自治体が考える都市計画や交通計画のもとになるアンケートやカウント調査を行うことが、今の仕事です。よく道路脇でカチカチと手元のカウンターで車の台数を数えている人を、見たことはありませんか? あのような交通量調査も、私の仕事の一部です。測定したデータを集計して、クライアントが求めている形にして納品するところまでが、業務になります。
    調査前は、準備することがたくさんあります。例えば車の交通量を知りたいなら、車種には乗用車の他にバスやトラックもあるので、分類についてクライアントに細かな部分まで確認します。いろいろな部門の人と連携して仕事をすることが多いので、社内連絡ツールをしっかり確認しながら進めています。

  • T・H

    入社2年目に、先輩社員とともに比較的大規模な調査業務の管理・運営を担当しました。調査対象は主に全国の中小企業です。対象企業などからの問合せ対応にはじまり、回答内容の矛盾や記入漏れなどがあった場合に、回答してもらった企業に電話で確認することもあります。細かい仕事ですが、信頼できる統計データの作成に努めています。
    クライアントとの直接のやりとりは先輩が対応しているので、私はそれらの経験はまだありませんでしたが、ゆくゆくは私も担うことになります。そのため、すでにその対応をしている先輩の仕事のやり方を観察しながら、自身でも先輩と同じような判断ができるよう意識して働いています。

  • O・R

    私はマーケティング・リサーチの分野で、特にWEB調査を担当しています。アンケート画面を作成して集計した後、報告書を提出するところまでが主な業務です。同業他社では営業する人がいて、アンケートを作成する人がいて、集計をする人、報告書をまとめる人と、すべて分業する会社もあります。当社では営業からクライアントへの報告まで、基本的に1人のリサーチャーが1つの調査を担当することが特徴です。
    アンケートの設問やWEB画面の設計も、クライアントと相談しながら作成します。見やすい画面にするには、どうしたらいいのか。設問数が多いと回答者は途中で離脱するので、適切な数はどのぐらいなのか。クライアントの意図を汲み取りながら、一つひとつ決めていきます。クライアントと直にコミュニケーションができるので、反応もダイレクトに返ってきます。自分の成長や仕事の達成感を常に感じられるのが、この仕事の醍醐味ですね。その分、責任も重大ですから、常に緊張感を持って取り組んでいます。

Q2 入社のきっかけ、入社後の研修について

  • O・R

    もともと大学で統計学を学んでいたこともあり、調査に興味を持っていたことがきっかけで入社しました。
    新卒で入社すると、およそ1ヶ月間の入社時研修を受けます。私の時は新型コロナウイルスの流行前だったので、実際に関東のある町へ足を運び、現地の人に直接インタビューして、どんなことをPRしたら観光の訴求ポイントになるのか、メンバーでディスカッションしました。集計ソフトの使い方やパワーポイントのまとめ方など、あの時に経験したおかげで実際の仕事でも活かすことができています。
    入社してからは、統計調査士と専門統計調査士の資格を取得しました。取得そのものは任意ですが、取得すると名刺に記載することができるので、クライアントからの信頼も得られる資格だと思っています。取得後は手当もいただけるんですよ。

  • T・H

    公共性の高い調査業務に惹かれ、入社を決意しました。自分たちの集めたデータが新たな政策のもとになって、より良い社会づくりに役立てられれば素敵ですよね。
    私はコロナ禍に入社したので、入社時研修ではO.Rさんのような現地調査はありませんでしたが、その他の内容はほぼ変わらず、ビジネスマナーや事業説明、調査の基礎を学ぶなど、リサーチャーとして働く土台作りの時間でした。2年目に受けたリサーチャー研修では、1年間仕事をしてきて「あの時失敗したな」と感じたことが「こう考えたらよかったのか!」と課題がクリアになり、とてもためになりました。ただ、研修ももちろんですが、業務の基礎は入社後1年間にわたる手厚いOJT制度でしっかり理解できた印象ですね。

  • Y・S

    私は中途入社です。1社目は地図会社で働き、その後、人と関わる仕事をしたいと思い、2社目は人材派遣会社の営業職に転職しました。何か専門的なことを仕事にしたいと考えていた時に、交通量調査も含めて幅広い領域での調査をする会社って珍しいなと思い、この仕事に興味を持ちました。中途で入社した場合には、およそ2日間の入社時研修や3ヶ月後のフォローアップ研修があり、その後はリサーチャー研修へと続きます。一人ひとりのキャリアアップをサポートする研修がたくさんあるので、安心して仕事ができますね。
    福利厚生の一環として、財形貯蓄制度、住宅手当制度などもあります。保養所も格安で利用できるので、よく利用する社員もいますよ。

Q3 社内の雰囲気、イメージは?

  • Y・S

    大規模な交通量調査の場合、1日100人以上の調査員が動くこともあります。自分たちの部署だけでは人数が足りない時には、別の部署にも応援を依頼します。
    調査前に準備する物も、たくさんあります。例えば安全のために着用するベストや腕章、調査員が使うパイプ椅子、調査で車の台数や人数を数える時に使うカウンターも必要です。大きな調査の時はみんなで賑やかに作業していますよ。
    交通量調査は長時間にわたって実施することもありますが、手早く安全に業務を終わらせるためにはどうしたらいいのか。現場にいる先輩と相談しながら、調査を進めています。当然お腹も空くので、先輩と「今日のご飯、何食べる?」と、気さくに話す場面もたくさんあります。

  • O・R

    新人の時は、すべてが初めてのことばかり。仕事の進め方が分からない時は、周りにいる先輩や上司に聞くと、すぐに教えてくれたので安心できました。
    仕事をしていると、いろいろな部署の人や他の事務所の人と関わることが多くなります。他の事務所に電話をかけると、同期の人が電話口に出ることもあるので「久しぶり!」と話す時もあります。同期とのつながりを感じられるので、ちょっと嬉しくなりますね。あと、私の場合、入社2年目に「社長賞」をいただくことができました。早くから仕事を任せてもらえて、結果が出ると若くても褒めてくれる雰囲気があると感じています。

  • T・H

    私にも仲の良い同期がいます。困難を極めた業務を一緒に乗り越えた同志のような存在ですね。その業務は約1年にわたって実施した国が関わる大型の統計調査で、調査に回答してもらった内容の確認が主な仕事でした。東京・名古屋・大阪の事務所が連携して計30名ほどの社員と同じ調査業務の運営・管理をしながら最大300名ほどの調査員と仕事を……本当に大変でしたが、その分達成感も大きく、全体の一体感も感じましたね。それに、会社のあたたかさも感じました。新人の私がパンクしそうになるたび、先輩や上司がすぐに「大丈夫? 困ってることない?」と声をかけてくださるんです。そういうときに、言おうかどうか迷っていることをすんなり相談できたので、ホッとしましたし、とても助かりました。

Q4 今後、取り組んでみたいことは?

  • T・H

    まずは一人前になりたいですね。まだ分からないことが多くあるので、見積もりから調査の設計、調査の実行まで1人でも完遂できるようになりたいです。加えて、先輩たちのように安心できる統計データ作成への熱量を持って、仕事を行いたいですね。先輩と一緒に仕事をしていて、特に尊敬するのは、人を動かす力です。多くの調査員に指示を出さなければいけない場面において、上手に段取りを組むことで、膨大な作業を効率的に終わらせるところを見て、率直にすごいと感じます。これまでの知識や経験を活かしてさまざまなことを想定して準備されているのだなと思うと、私も頑張ろうという気持ちになります。

  • O・R

    そうですね。私もさまざまな経験を経て、最近は後輩に教える機会が多くなってきました。WEB調査の場合、アンケート画面の作り方や調査票を設計するには基礎的な知識が必要になりますが、初めての人がアンケートを最初から作成するのは抵抗があると思い、後輩にはいつでも見返すことができるマニュアルを作成して渡しました。常にわかりやすく教えることを心がけています。
    今は、観光やシティプロモーションに関することに興味があります。企画書を書いて、クライアントに提案する仕事は未経験ですが、後輩もどんどん増えてきたので、お手本となれるよう今後は挑戦したいと思っています。

  • Y・S

    私は、ビッグデータの提案です。例えばお祭りのような大きなイベントなら、来場者数と交通量のデータを組み合わせると、その人たちがどこから来たのかがわかります。人や車の動きをヒートマップのように色の濃淡と動きで可視化すると、視覚的にも情報が伝わりやすいデータになります。私もできる業務を少しずつ増やしながら、会社の業務領域を拡大できる社員になりたいと思っています。
    あとは画像解析にも興味があります。交通量調査も、これからはカメラを使って解析する時代に変わっていきます。社内でも実際にカメラを設置し、交通量がどう測定できるのかを試しているので、私もこうした分野について学んでいきたいですね。

Q5 求職者へのメッセージ

  • Y・S

    新型コロナウイルスの影響で中止や延期となった調査もありましたが、その代わりにコロナ禍だからこそ必要とされるような調査も出てきたので、当社は時代のニーズによって調査内容が大きく変化することを感じられる会社だと思います。
    私の場合、中途入社のため、年下の先輩もたくさんいますが、コミュニケーションで不安に感じたことはありません。むしろ社歴や年齢にかかわらず、いろいろな人たちと協力しながら取り組む仕事も多いので、周りの人たちと一緒に何かに挑戦したい人には向いている会社だと思います。
    皆さんの中には、会社をネームバリューで選ぶ人もいるかもしれませんが、自分がやりたい仕事で選ぶことも大切です。自分の得意分野や志向をもとに「この仕事をやってみよう」という視点で考えると、視野も広がります。自己分析を重ね、自分にあった企業を探してみてくださいね。

  • O・R

    大規模な調査でも私が現在担当しているようなWEB調査の場合でも、調査の規模にかかわらず先輩たちがいろいろなことを教えてくれます。先日も、社歴の長い先輩や契約スタッフから「昔は、こんなことがあってね」と、過去の経験談を聞くことができました。社内では上司に対しても「さん」づけで呼ぶことに最初は驚きましたが、それくらい風通しが良い会社だと思います。
    若手でも活躍できる環境がたくさんあり、さまざまな分野で社員の一人ひとりが自分らしくキャリアを築くことができる会社です。お会いできることを、楽しみにしています。

  • T・H

    風通しの良さは私も感じています。新入社員の発言でも一意見として尊重してくれるので、以前勇気を持って「こうしたらもっと業務が効率的になります」という提案をしたら、実際に取り入れてもらえたことがありました。新しい目線のアイデアもきちんと採用してくれる度量の大きさがあると思います。
    社会をより良くしていきたい、そのお手伝いをしたい方はサーベイリサーチセンターに合っていると思います。ぜひ一緒に働きましょう!

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